出版社:文藝春秋( 2009-09-07 )
定価:¥ 650
雑誌 ( ページ )
ISBN-10 :
ISBN-13 : 4910132511090
堺さんのエッセー新連載が始まった。記念すべき第1回である。あいかわらずの文・堺雅人がうれしい。
クレアの編集部女子が原稿を受け取って、目を通したときのファーストインプレッションを是非無理にでもきいてみたい。
あぶらあげ?あぶらあげって?
脱力するタイトルである。しかもひらがなって。「この人のことだ、直球ではこない、フォークでくる」と思ってミットを構えたら、ものすごいスローなストレートが放られてきた感じである。ススス、ストライクッ!
ただ「おいしいあぶらあげ食った」と言いたかっただけにしては、いやに回りくどい果てしない道程がある。そうか、人はあぶらあげに目ざめた時、大人になるのか。
大人の食べ物、と言われればそうかもしれない。突然、今まで気づかなかったありふれた食材がインビに思える瞬間はある。あぶらあげは、インビだ。


クヒオ大佐
南極料理人
第2回したまちコメディ映画祭